2012年2月26日
蔵元×新鮮組!麻里布酒祭 エピローグ
(facebook 2012.02.27未明 より転載)
▼エピローグ(1)【麻里布酒祭】
街づくりは里山を使え、という一声をコンセプトに中通り商店街がやましろ商工会と共に「軽トラ新鮮組!」を始めた平成 21年。地元食材を農家の方が自ら商店街で販売する仕掛けでした。
「人」と「物」が交われば経済は動く。しかし、もう一つ更に「事」が加わる事でそれはきっと大きく活性するに違いない。そんな思いから、食材と駅前の料理店をマッチさせ、岩国の誇りとも云える地酒を合わせる「事」を考えました。
蔵元×新鮮組として企画を立てたのは昨年9月の事でした。それから足かけ半年。初めての試みには多くの対話と賛同、そして合意が必須で、当初には思いが空回りするもどかしい時期もありました。
蔵元さんへ一軒々々お願いに伺い、料理店さんに一所懸命な説明をし、軽トラ市メンバーを説き伏せ、漸く形が見えてきたのは、もう当月に入っての事だでした。
▼エピローグ(2)【麻里布酒祭】
オールキャスト岩国。徹底的に地元を中心に据え、参加する皆さん、ご来場戴く皆さんも、麻里布酒祭に関わった全員が「岩国って、いいね!」と誇りに思える事が最終目標。フェイスブックは、そうした思いを伝えるに格好のSNSだったと感じています。
開催直後の振り返りでは、すでに様々な反省点が話されています。不案内、狭杉、マイクが変、配置がダメなどお詫びしなくてはならない事ばかりです。が、一方で、ご来場くださった方々の「楽しかったよ!」、「次はいつ?」と仰る沢山のお声に商店街一同は大きく励まされました。
実を云うと託児設備や、お子様が楽しめる落書きコーナー、またお酒をチョロリと味わってみたい方向けの廉価版試飲券の取り扱いほか、様々な案を持って臨みましたが、残念ながら人員不足で成就に非ず。不自由をおかけした果ての「ありがとう」のお言葉に、改めて御礼申し上げます。
▼エピローグ(3)【麻里布酒祭】
さて、第一回麻里布酒祭は、これにて一先ず終了いたします。
この後の軽トラ新鮮組!に繋げ、どうすれば日頃の街の賑わいに繋がるか。或る人物は「街は店が創る」と云いました。現代社会の中にある商店街の在り方などを模索しつつ、今回の「WE LOVE 岩国」スピリットを貴いものと心得て、次のステージを目指します。
酒祭は今後、商店街主導ではなく、新たなテーブルに参加する方々が同じ目線で話し合える機会を持ち、しっかりと反省をしながら育ってくれれば良いなあ、と...思っています。今回は商店街が拵えた最初のきっかけ。ぜひ忌憚のないご意見などお聞かせください。
なお、今回の模様はKRY山口放送「熱血テレビ」(3/8放送予定)の中で採り上げて戴ける運びになっております。ほか西村アナさんの取材を筆頭に、新聞や雑誌の各社様にも記事にして戴けると聞いております。好機がございましたら、ぜひご覧ください。 m(_ _)mそれでは、これにて・・・麻里布酒祭、万歳!(ありがとうございました。深謝)
あ、そうそう、写真は福田岩国市長に書いて戴いた書です。次回の酒祭の題字にでも出来れば良いなあ、などと考えています。清々しい字ですね!^^
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