HOME > 中通りCCRC > 企画概要
<< 前ページへ戻る

中通りCCRCフィージビリティ


名 称:中通りCCRCフィージビリティ
事業期間:平成29年8月1日〜平成30年2月27日
場 所:中通りアーケード街(麻里布3丁目)
主 催:岩国市中通商店街振興組合
(中通りCCRCフィージビリティ実行委員会)
後 援:岩国市、岩国商工会議所、軽トラ市協議会、岩国駅前を活性化する会・株式会社街づくり岩国
協 力:公益財団法人やまぐち産業振興財団
    CCRC=コンティニューイング・ケア・リタイヤメント・コミュニティ

◆事業の目的
 岩国市では平成24年10月、内閣府により岩国市中心市街地活性化基本計画の認定をうけ、平成26年7月に中通り商店街に街づくり拠点として株式会社街づくり岩国の傘下に岩国まちなか倶楽部を開設し、大分市のテナントミックスを主体とした街づくりをモデルに、岩国の街を経営する仕組み作りに、市や商工会議所、商店街らで取り組んできた。一方、中通商店街振興組合では軽トラ市などを含む商店街活性化イベントを年間20回前後開催し、平素から街づくり事業を継続し、商店街が単なる商業集積としての機能だけではなく、街づくりのリーダー育成やコミュニティ創生、地域の交流拠点としての機能を実現してきた。
 岩国市中心市街地活性化基本計画にの一つ「街なか健康づくり事業」と(株)街づくり岩国が提唱した「岩国駅周辺地区グランドデザイン」において、中通り商店街が将来『医療福祉・高齢者居住・商業再生ゾーン』として位置づけられている事から、シニア世代コミュニティの創出をテーマとした商店街への転換に資するべく、その仕組みづくりと拠点整備のための事業設計・調査・システム開発を目的とした実験的事業である。

◆事業内容及び方法
@隣接地に在所する大型老健施設た近隣マンション居住者のうち健康なシニア世代を対象にした「中通りシニア街づくりフォーラム」を一般公募によって開催し、集まったシニア(健康な高齢者)が商店街に対してどのような未来像を持っているか、商店街を利活用するなら何が必要か、などをフォーラム形式で討論する。
Aフォーラムの中でファシリテイターの誘導によって、3つのイベントテーマを決め、順次実践する。
1.街なかウォーキングイベントの開催。
2.ウォーキングマップの作成。
3.健康飲み会体験レクチャーや、軽トラ市食材による料理教室の開催。

◆事業を行う理由
@中通り商店街、およびその周辺は将来、岩国版CCRCを標榜するエリアにあって、街なかにおける「健康シニア」をターゲットにした商店街運営および環境整備は必須である。
Aシニア世代の意見を当事者から吸い上げることによって、街づくりに対する強い参加意識が生まれ、グランドデザインに沿った形の商店街の将来像が創出される。
B商店街および各個店に対して、シニア世代や健康をテーマとした次世代型経営の方向性を、この事業を通じて共有する必要がある。

◆事業に期待される効果
@岩国駅前地域の地の利を活かした独自のCCRC構築が推進できる。
A参加者意識を持つことにより、駅前のグランドデザインを身近な物事として捉えることにより、行政や街づくり会社と連携し、円滑かつ効果的な街づくりが推進できる。
BCCRC構築によって暮らしやすい駅前環境の実現を目指すリーダーの創出ができる。
C商店街の個店に活躍してもらうことで、商店の売り上げや将来方針のヒントが得られる。

PDF形式はこちら

この事業は公益財団法人やまぐち産業振興財団の平成29年度商業・商店街振興助成金を活用しています。