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2012年2月26日
蔵元×新鮮組!麻里布酒祭


2012年2月26日、岩国初の酒祭を開催しました。

『街づくりは里山を使え』。平成21年から始めた「軽トラ新鮮組!」は、人と物を商店街のコミュニティ機能を活用して行ったマッチング事業。これに「事」を足せば必ず街は覚醒するに違いない、と企画した連携と協働を図る事業が「麻里布酒祭」の一日でした。

軽トラ新鮮組!の生産農家が作る食材を、商店街を含む駅前一円の料理店へ提供し、地もの食材で総菜や肴を料理してもらい、岩国が全国へ誇る地酒5蔵を合わせ、地元の食と酒を地元の商店街で味わう一日。関わった人やお越しくださったお客様の全員が「岩国って、いいね!」と思える事を願って開催しました。

マリフカキまつりを終了した後を継ぐ一日でしたから、当初の来場者予測は千人程度と考えていたところ、遙かに上回る3000〜4000人もの方々にお越しいただきました。出店した全ブースは一品残らず完売。山田屋うどんの会は早々に売り切れ。総菜に関しては発売開始から僅か1時間半で売り切れ続発。岩祭会のみなさんは、各店が週明けように仕込まれていた品物まで出していただく始末。さらに5蔵の酒もおしなべて完売。獺祭と金雀にいたっては、在庫を取りに帰ろうにも搬送時間がかかるので致し方なく売り切れ状態で後半を過ごし、五橋、金冠黒松、雁木は出店在庫が何回転もする盛況ぶりでした。

途中には、福田岩国市長にもお越しいただき、オール岩国の麻里布酒祭に力強エールを頂戴するとともに、即興で「酒」と「食」という書を書いていただきました。この書は、今後の酒祭の題字として用いるお許しをいただいています。

また上沼田神楽の恵比須舞も披露していただき、お囃子の音と神々しい舞に中央ステージでは大喝采。実に愉快な一日となりました。

岩国の食と酒に注がれた愛情と愛着の深さ、大きさに、私たち商店街や軽トラ新鮮組!、また出店者のみなさんは改めて思い知ったような一日。この後は、この日を足がかりに、たとえば「地酒専門店」や、地元食材+各地酒オンリーの小さな「立ち飲み居酒屋」などが運営できたら良いねえ、と話す後日談などもありました。

当日は、運営マニュアルの不出来や備品の不備、また不案内など、不慣れな運営でお詫びしなくてはならない事が多々あった、と商店街でも反省しています。しっかり振り返りを行い、明確な未来像をもって今後も商店街運営を行ってまいります。

たくさんのご来場を本当にありがとうございました。また無理なご協力を快く請け負っていただいた関係者のみなさまにも、厚く御礼申し上げます。

オールキャスト岩国、麻里布酒祭、万歳!

当日の様子は3月8日(木)夕方4時20分から放送のKRY山口放送「熱血テレビ」の中で放映される予定です。

それでは写真で振り返ってみます。時間が経つにつれて・・・もの凄い密集となりました。(^。^;
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